今年も出荷がはじまりました。
出荷に先駆けて、21日には生産者の惣城さんの畑で収穫の取材をさせていただきました。朝露に濡れた広甘藍は、とてもきれい。ここ数日の寒さによって、葉も紫色に変わって甘味を蓄えているようです。
今年は、8月下旬からの長雨と9月の日照りで定植が困難となるなどしましたが、9月後半からは程よい降雨と天候に恵まれ、11月に入り適度に朝夕の気温が低下したことで、甘さも出て品質の良い仕上がりなりました。
生産者の惣城博文さん(73)は、「成長期に雨が少なく不安でしたが、最近の寒さで質の良い甘みのある広甘藍となりました。出荷時期が短いので、是非この広甘藍を味わってほしい」と笑顔でした。
1月末まで、主に呉市内の市場を中心に出荷を予定しています。